黒豹は、歌なしで。バーナード・パーディのShaft

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会社員をしていた頃のこと。会社の近くにCDショップがあり、足繁く通った。それほど大きな店ではなかったが、そこの店長オススメコーナがとても充実していた。私のように音楽聴くのは好きだけど全然詳しくない、特に洋楽は…と言う人間にとっては実にありがたかった。で、そこで買った一つが、グルーヴ系ドラマーの代表格バーナード・パーディのリーダーアルバムPurdieGood/Shaft(二枚のアルバムを1つにまとめたもの)。これは今でもよく聴く。

https://www.amazon.co.jp/レジェンズ・オブ・アシッド・ジャズ-バーナード・パーディ/dp/B00005GWPW

 そういえば最近、とあるラジオ番組でバーナード・パーディの、「ダチーチーチー」というものでえらく盛り上がったことがあったらしい。私は聴けなかったのだけど、ダチーチーチーTシャツなる物まで発売され完売する事態なのだとか。ダチーチーチーというのは“パーディお馴染みのハイハットをしめて打つフィル”のことだそうで。ドラムはおろか楽器全般できない小母さんの私が言ってもなんの説得力も無いんだけど…気になる方はダチーチーチーで検索すると「聴ける曲」がたくさん紹介されているのでそちらでどうぞ。PurdieGoodの最初に入っているColdSweatの中〜後半でも結構やってる。わかるのかオマエ?と言われそうだけど、まんまダチーチーチーって聴こえるので多分そうだろう。

 

ダチー…じゃなくて、Shaftの話だった。買ったPurdieGood/Shaftを家で聴いていたらたまたま部屋に入ってきた人が「あ、黒いジャガー、懐かしー」なんて言ってニヤニヤするのだ。Shaftという曲はその人が子供の頃よく見ていたドラマ、黒人の私立探偵ジョン・シャフトが活躍する「黒いジャガー」のテーマ曲なんだそうだ。へぇ〜そうなんだ、全然知らないけど。

黒いジャガーは1971年公開のアメリカ映画。続編が二本製作され、73年にはテレビドラマにもなった。当時は日本でも海外ドラマが繰り返しテレビで放送されていたようだ。テーマ曲のオリジナルはアイザック・ヘイズ。ヘイズのShaftも聴いてみた。かっこいいけど後半の方に歌とコーラスが入っていて独得のムードを醸し出している。最初に聞いたのがパーディだったからと思うが私はパーディ版のShaftが好き。

………書いてるうちに思い出したけど「杉良太郎ファーストリサイタル」というLPレコードがあって、その中に、江戸の黒豹、という曲が入っている(ライブバージョンで演奏のみ)。なんとな〜くShaftを彷彿させる曲調でタイトルもそんなだし聞いてるとニヤけてしまう。名前忘れたけどどこかの中古屋さんのサイトで試聴できた。思わず買いそうになったけどやめた。買ってもレコード聴けないし。通販てこういう時冷静に考える時間があるからいいね。店頭にあったら勢いで買ってたかもしれない。

杉さまヴォーカルの江戸の黒豹は普通の歌謡曲だった。テレビ時代劇信五捕物帳の主題歌。