むかし、集団予防接種というものがあったんですよ

動画の「あなたへのおすすめ」が赤ちゃんと犬と猫で埋め尽くされています。私疲れてるのかなー癒されたいのかなー。毎日寒いし 寒い出来事ばかりが続いて気が滅入ります。

朝カーテンを開けたら灰色の絵の具をベターッと塗りつけたような空とビュービュー風の音が「荒れるよ荒れるよ」とエンジンをフカしているみたい。そんな中どうしても車で出かけなければいけない用事があってクタクタになりました。たまにはヤケになってもいいじゃないかと 帰ってきてからたくさんたくさん飲んだり食べたりしました。飲んだり食べたり。ヤケになるのは今日だけです。

f:id:listentomybluebird:20180204010159j:image

インフルエンザが流行っているそうですね。

ふだんの私は車で家と会社を往復するだけ、職場では独り仕事だしうつされようもないのですが  そうだ、家族がいた。うつされるとしたらあの人だ。

私は一度もインフルエンザに罹ったことがありません 。罹ったとこがないと言うか 発症したことがない。家族が「俺もそうだ〜」と偉そうに言ってますが自分の職場では若いひと達が次々とインフルに倒れその穴埋めに奔走しているそうです。ガンバレ小父さん。そしてくれぐれも家にウイルスを持ち込まないでください。

 

 そういえば 昔は インフルエンザの集団予防接種というものがありました。

小学校の体育館に白衣の人が来て 子供たちは一列に並びました。片手に問診票を持って、もう片方の腕は袖を抜いてブラブラさせながらみんなソワソワして立っていました。

白衣を着た人は  工作で作る万華鏡のような筒型の注射器を持っていました。子供達はベルトコンベアで流されるように次々白衣の前に押し出されます。筒型を二の腕に押し当てられ プシュッという音と腕にチクっと痛みが走るのが同時 それで終了でした。続けて何人かやると白衣の人はワクチンのカートリッジを交換していました。

あのプシュッというのがどこをどう操作していたのか記憶と思い込みが混同してはっきりしませんが

足元にプッシュ式のペダルがあったような気もするしシャーペンのように手元で操作していたような気もするし。とにかく昔はそんな風に学校で集団予防接種をやっていました。

 

自分の子供が小学校に入った時 そこは児童数が少なく 保護者は自動的に「全員が」「毎年」PTA役員になるという逃れようのないシステムになっていました。

毎月一回夜に集合して役員会。ある時みんなで冊子を綴じる作業をしながら雑談をしていて昔の集団予防接種の話になりました。

今の予防接種は任意だから親が自分で病院を予約して子を連れていかなければならない。 昔は学校でやってくれたから良かったよねと。

すると養護教諭が「あれねー注射針使い回しだったのよねーあれでB型肝炎になった人がいて今訴訟になってたりねー」やんわり言いました。

ニュースで知ってはいたけれど自分と重ね合わせて考えたことがなかったので恥ずかしながら(あれもそうだったのか)と気づきました。

私がこどもの頃された筒型注射も使い回しだったこと、運が悪ければ感染してたかもしれないこと、それを考えるととても怖いです。「そういえば〇〇の△△さんがB型肝炎…」意外と身近にそういう方もいるようで。予防接種の副作用 というのもないことはないらしく それもまた訴訟…いろいろあって集団予防接種という一見便利な方式は廃れてしまいました。

 

我が子の小学校ではPTA行事として年末に「餅つき」というのがありました。

「あれも時期的にノロとかインフルの流行と重なるんだよねー」

私と同年代の養護教諭はまたやんわりと言いました。

PTA行事というのは田舎では地域の行事という側面もあって 長年続けているものは特にそうですが 

学校側からはなかなか廃止の提案をしずらいものでもありそういう言い方になったのだと思いますが 

要は、リスクがあるよといいたかったのでしょう。子供達が餅を丸めるのはどうしても素手になりますから。自分で丸めた餅は自分で食べるか持って帰るという無言のルールがありました。気持ちの問題であまり意味がなかったような気がします。

今はもうその小学校でも餅つき行事は廃止になったそうです。

杵でついた餅はとても美味しかった。