アイルランドの音楽映画

 

 

 

 

 アメリカでわずか2館の公開から口コミで動員数を増やし、最終的には140館での上映となった話題のラブストーリー。ダブリンの街角で出会ったストリート・ミュージシャンと音楽の才能を持つチェコ移民の女性が、音楽を通して惹(ひ)かれ合っていく様を描く。アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。男女のドラマを音楽に乗せて展開させる、ロマンチックな作品に仕上がっている。(シネマトゥデイ

 

アイルランドが舞台の音楽映画。GYAO!無料配信だったので暇つぶしのつもりで見てみました。

なんの期待も予備知識もないまま見始めたのですが最初のうちは「ザ・ノンフィクション」とか「ドキュメント72時間」を見ているような感じでした。惹かれ合うとかロマンチックとか、言葉から受けるイメージよりずっと地味。

 ONCE  たった一度の出会い

二人は、愛情と友情の境目を行ったり来たりします。語り合い、セッションしているうちに「この人とは誰よりも分かり合える」と気付いています。でも、それと、二人のつながりがずっと続くかどうかっていうことはまた別な話なんですね。悪い終わり方じゃなかったですよ。最後の優しさは、相手を一番理解しているからこそ出来たこと。86分と短めですが、いい映画。おススメです。

 

主演の二人は現役のミュージシャン、監督も元はプロのベーシストだそうです。劇中で二人が歌う「フォーリングスローリー」はアカデミー賞歌曲賞受賞。サウンドトラックはグラミー賞にノミネート。

そういえば主役の2人には役名が無かったことに、見終わったあと気づきました。

 

ワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラック

ワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラック

 

 

 

もっと古いけど、アイルランドの音楽映画といえばこれも外せないですね。ザ・コミットメンツ。バンドやろうぜ映画。なんとONCEの彼もメンバーの一人として出ていたんだとか。

これはかつて、デートというもので見ました。公開当時はヴォーカル役の人が16歳というのが話題になりましたけど、女性コーラス三人組も良かったですよ。destination any where。バンドが始動して夢と希望に溢れてる時、バス、電車だったかな、その中で誰とはなしに歌い出すんですよね〜、いいシーンだった。

 

ザ・コミットメンツ [DVD]

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ザ・コミットメンツ

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