二風谷へ(日高路の旅1)

これね↓帰って来てから読んだのよ。読んでから行けばよかった…そして読んだらもう一回二風谷へ行きたくなりました。

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二風谷…にぶたに、と読みます。

ぽっかりと二日間空いたので、車で旅してきました。目的は日高地方の平取(びらとり)町 、二風谷にある二風谷アイヌ文化博物館をみること。早朝に家を出て、途中朝食とったり休憩したりしながら、五時間くらいかかったかなー。なんとか着きまして、まずは博物館の前にあるチセ群を見ました。

 

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他にも食料貯蔵庫とか船とかトイレ(展示用なのでもちろん使用禁止)とか、いろいろありましたよ。

 

博物館の中の様子は、こちらをご覧いただければ。

www.town.biratori.hokkaido.jp

 とても立派な施設で見応えがありました。

火おこしの道具を入れる肩掛け袋が、なんだっけ、サコッシュサコッシュみたいでかわいいなーと思いました。植物の茎を編んで作った物で、長方形の中央にアクセントのように赤く着色した柄が付いている。ちょっとね、オルテガとかね、そういうのに近いセンスの柄でしたよ。

一枚一枚透明なケースに広げた形で収納されている衣装を間近で見ることができます。独特の文様は美しく迫力がありました。木綿の衣装の背中の部分が「切り伏せ」という(布を細く切って上から重ね縫いする)パッチワークに近い手法だと思うんだけど、細かい部分のアクセントに、鰹縞や子供の着物みたいな布地が使われていました(木綿の布は交易で手に入れていたそうです)。綿の衣類はわりと新しい時代のものでしょうね。もっと古い時代の、樹皮で織った羽織などもありました。

「制裁棒」とか「耳長お化け」とか小さいけど特徴的な形の民具が印象に残りました。後日「ゴールデンカムイ」読んでたらそれらが出て来たので「おお!これ二風谷で見たやつだー!そうやって使うのかー!」と テンションが上がりました。

その後、歩いて10分ほどのところにある 萱野茂 二風谷アイヌ資料館へ。見たばかりの町立アイヌ文化博物館と比べると建物は質素で、展示物も多少被ってはいます。しかし〝近年まで実際使っていた感じ〟が強く残っているような物もあって…アイヌ文化は終わった過去のものではなく、現代の生活様式のなかで、受け継がれているんだろうな、でもそこはプライバシーという側面もあり外から見えにくいだけなんだろうな、ということが想起されました(個人的な感想)。展示物一つ一つに手書きの説明ポップが添えられていて、それがとても分かりやすかったです。 

 

「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」スタンプラリー開催中! | 北海道博物館

あとね、これは…道(北海道)でやっているのかしらね、ゴールデンカムイゆかりの地を巡る(スマホを使う)スタンプラリーがあって、アイヌ文化博物館もチェックインポイントのひとつだそうです。私そういうの疎いのですが、これがお目当の人も結構いたみたい。意外と若い子が来てるなーと思ったらそういうわけなのね。みんな熱心に展示を見てましたよ。

でもこのスタンプラリー、かなりの広範囲ですね。(北海道は振興局という役所が管轄する14のエリアに分かれています。一つのエリアが本州の県一個分くらいあるので例えば石狩振興局管内の札幌からオホーツク管内の網走まで行くとなると一部高速を使っても300キロ以上あるのです。)全部制覇するのはかなり気合いがいるでしょうね。

二風谷も車でないと来るのは難しいところだけど、ファンにとっては、苦労してたどり着く事が、達成感の一つなんでしょうね。マンガ、アニメの力はすごいね。

 

まだの方、読んでみなされ〜