Hello in there

年齢と経験を重ねる一方で、愛する人や大切なものが剥がれ続けていく…老いて生きるってそういうことかもしれない。貴方にも私にも、いつかは訪れる現実。

 

「息子」という古い映画を見ました。

実は二度目の鑑賞です。前は子の目線で老いていく親について考えましたが、今回は家族一人一人の気持ちがわかります。

 

家の灯りは温もりの証。帰ってくる誰かの為に、灯し続ける人がいる。

あの頃映画 「息子」 [DVD]

あの頃映画 「息子」 [DVD]

 

妻に先立たれ、ひとりで岩手に暮らす父親と、定職につかずアルバイトで気ままに暮らす息子を描いた家族ドラマ。三國連太郎永瀬正敏ほか出演。(オリコン データベースより)

 

 

 

著者のインタビューをたまたま見て、面白そうだったので。 

大家さんと僕

大家さんと僕

 

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」好きなタイプはマッカーサー元帥。牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの“二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた。泣き笑い、傑作エッセイ漫画。

「 驚異のジェネレーションギャップ」にクスクス笑いながら読んでいたら、いつの間にか じわっじわっと涙が湧いてきました。あれれ、私、なんで泣いてるのかしら??そんな、お涙頂戴のあざとい話じゃないのに、おかしいなあ。

違う人生を歩んできた、人と人との「あいだにあるもの」それを溝と捉えて拒否するのは簡単なこと。気弱さと誠実さゆえにNOと言えない太郎さんは、近すぎる親切に困惑しながらも、次第に大家さんとの距離を縮めていきます。側にいる、寄り添う、今の社会の中で最も欠けている視点が新鮮です。人の品性には、年齢も職業も、出自も経済力も関係ないんだ。

あと、私は「個性」とは 地を丸出しにすることじゃない と常々思ってるんですが、素直であることは、人生において大きな財産になるんだな、と思いましたね。うん、私ももっと素直になります(笑)

 

Hello in there

難しい英語じゃないので、ちょっと噛み締めてみてください。

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