車中の人々
“車上生活”漂うわけは NHKニュース
たまたまこの番組↓を見ていました。衝撃でした。そんなにいるのか。
車中泊は旅の方法の一つだと、流行だと思っていたけど、そればかりじゃないんだね。
車上生活。
色々と、考えさせられました。
はじめのうちは、ちゃんと車検とってんのかな?車検とってるなら、まあ、好きでやってるんだし他人がとやかく言うことではないんじゃない?と思って見てた。
こういう言い方は非常によろしくないと自分でも思うけど、どこで足を滑らせたのか、躓いたのか、どこにも掴まり損ねて、落ちて落ちて、最後の網が車…なのかなぁ。
こうすれば良かったとか、自業自得だとか、後付けではなんとでも言えるけど、そういう話でもないんだな。うまく言えない。
〝様々な事情で〟車上生活をする人が増えている。一人で。夫婦で。親子で。
全国の道の駅を丹念に取材した記録。
印象的だったのは、誰もが頑なで事情を話したがらないこと。何も語らぬまま、支援の手を拒絶したまま亡くなる人もいる。決して少なくない。
ある、中年のご夫婦が出てくるんです。
持ち家がちゃんとあり、かつては二人とも看護師として働いていた。夫は看護師長だった。今は日雇い労働で生活費を得ながら、全国を車で放浪している。車上生活は夫の意向です。
おそらく妻は、このような生活を望んでいないけど、自分が傍にいなければ夫は死ぬかもしれないと思っている。
一つ所に落ち着けば、否が応でも人間関係が出来てしまう、それはもういやだ、(過酷な)車上生活で死んでもいい、という夫。あの時の奥さんの顔が忘れられない。あの〝目〟。
今週、再放送があるので時間があったらご覧になってみてください。
2月20日(木)午前0時55分〜(※19日深夜)
NHKスペシャル 「車中の人々」