忙しそうな人たち
名前が出る仕事をしている人は大変だと思う。
きょうび、思っていることをそのまま言うと、物凄い勢いでバッシングされかねない。オブラートに包んだり、「もちろんそうじゃない場合もある」とかなんとか保険をかけながら言わざるを得なくなる。あれなー、どんなに優れた言葉も前後に保険がつくとなんだか…………うーん、やめとこうか笑。とにかく名前が大きい方ほど苦労していらっしゃいますね。お察し致します。
自分がファンである表現者たちの思いは、発言より作品で、受け取りたいと思う。皆さんそうですよね、好きな人は信じたいもの。色々難しい世の中ですが、消化不良にならぬうちにアウトプットできるといいですね。
二月の100分de名著。
ポスト全体主義。怖っ。
「自発的な動き」(オートマティズム)=そうしたほうがいいという空気が醸成されることであり、そのような空気が漂う背景には、今、自分が享受している権利を失ってしまう不安があるのです(テキストより引用)
読み終わると同時に起きた(新型コロナウィルス感染拡大防止のための)自粛。忖度の嵐。
冷戦下のチェコスロバキアと今の日本は似てると思いました。「大きな主語」が「私」を覆い隠す。
コロナ、マッキー、コロナ、安倍さん、コロナ、中居くん、コロナ、、あとは何だ、、東出くんもまだ叩くのか。宮迫さんも忘れない。忙しい。忙しいな、テレビ屋さんは。
今、一番元気なのはマスメディアではないだろうか。
あらたに〇〇市で何人、××県で何人…あの、実況みたいな、感染者のカウントはどうなんだろう。もう、一日一回くらいでいいんじゃないか。
毎日見ているBSワールドニュース。ああ、世界のニュースもコロナで持ちきりなんだ。
韓国に住む中国人が家に帰ろうとしたらアパートにバリケードが張られていて、それでも入ろうとしたら(韓国人の)住民から力づくで阻止された、というニュースを見た。(なんだソレ)と笑う私は日本人。ヨーロッパの人から見れば、お前らみんなアジア人!目クソ鼻クソ!というところだろう。すんません、わたし、クソですね。(私だってさ、ヨーロッパの人のことは、見た目だけでは何人かってかわからないもなー)
海外在住の方々は差別を受けたりしてないだろうか。心配です。
あっちのイベント自粛の取材、こっちの入院患者の取材、クルーズ船、学校、官公庁、スポーツも、芸能ネタも忘れずに。張り切ってるなぁ。
大丈夫かね。
テレビ局が感染集団にならぬよう、せいぜい、気をつけたほうがいい。
テレビのニュースを見続けていると、不安が増幅されるような気がする。私はきっと、、見ない方が良いタイプ。しかし情報は必要なので少しは見たい。見てしまう。
毎朝、あらたに中国の死者が何十人、百何十人出ました、とニュースでやっている。次には日本国内の何々市で何人感染者が出ました、という。自分の頭の中で、中国の死者と日本の感染者が重なりそうになる。おっと。感染者は死者ではないんだ。多くの人は軽症であり死ぬ人は稀だという。
「陽性反応」「感染」「発症」「濃厚接触」…………
言葉は注意深く聞かねばならない。私のように注意力散漫ではいけない。
昼。またテレビで「あらたに〇〇で〜」とやっている。その「あらたに」は、朝に見た「あらたに」のことだろうか。最新の「あらたに〜」に更新されているのだろうか。ご飯食べながらだと見落としちゃうね。
あらたに陽性反応
あらたに死者
あらたに
あらたに
あらたに
不安材料だけが積み上げられていく。半月前の「あらたに」は、その後どうなったのですか。
マスメディアは煽ってなんぼの商売らしい。不安を煽るほど視聴率が上がる。儲かる。
踊らされたくはないな。(自分に言い聞かせております)
罹患中の方々が無事回復し平和な日常に戻れますように。差別など起きませんように。