たまには 日記 のようなもの

朝は晴れていたけど次第に空が暗くなって荒れた天気になりました

 

気の早いラジオ番組がもう今年一年を振り返るみたいなテーマで話をしていて

さすがにちょっと早すぎでしょー?と思っていたらやっぱり

投稿もなかなかこないような

あんまり盛り上がらない番組になっていました

 

SPEEDのホワイトラブという歌がかかっていました

(彼女らもSPEED辞めてからのキャリアの方がずっと長いのにねー)

島袋寛子ちゃんは未だに

「あの時(デビュー時)小学生だったよねー」って

今日のラジオでも言われてたな…ずっと言われるよねきっと

どうでもいいことを思いながら仕事の手を動かしていました

時々外ですごい風の音がしていました

 

 

毎朝 出勤すると事務所のドアを開けたところにあるタイムカードを押して

それから自分の持ち場(作業する場所)に移動します

ラジオのスイッチを入れて

基本的に独り の仕事です

時々 ボスが顔を出すこともあるけど

下手すると  一週間職場で誰にも会わないこともある…

ユルイよなぁ…こんなんでいいんだろうか

と思うし サボれないこともないんだけど

ちゃんとやってます  

大人だからね

 

そういえば 今日は 毎年恒例の『今年の漢字』(正式にはなんて言うか知らんけど)が発表になってましたね   ……北  だっけか?  

ちょっとピンとこなかったです   後でニュースもっかい見てみよう

 

 

 今年よく聴いたダニエル・クオン 


Daniel Kwon -A Tiger's Meal

 

自分が知ったのが今年っていうことで全然新譜ではないんですが…

 

 

映画の挿入歌として使われていた曲のagainst the grainをきっかけに名前を知りました(三宅唱監督のプレイバックという映画)

その映画自体、初めて見た後にすぐもう一回見たくなる、何度も見たくなるようなところがあるんだけど

ダニエル・クオンの曲もうまくいえないけどちょっとそういうところがあるんですね…

 

 

映画の好きなシーンがあって そのシーンの直前までかかってるのが against the grainという曲

気になりすぎてCDを買ってしまったという…

 好きなシーン

主人公(村上淳さん)が車の中で居眠りしてて、目覚めると、自分の身になんか奇妙なことが起きてて  それに気づいた時の“静かにうろたえてる表情”がとってもいいんですよね

そしてその奇妙な出来事が一体なんなのかということの明確な説明が 映画の中ではあえてされてなくて

でも全部見終わった後 ちょっとだけホッとして

それでも  あれはなんだったのかと引っかかるシーンがいくつもあって

もう一回見たくなる

そんな映画

三宅唱監督はこれを撮影した時 まだ二十代で

なんかすごい人が出て来たぞ!と思いました

次回作は佐藤泰志原作の 君の鳥はうたえる

だそうで

これはぜひぜひ映画館に足を運ぼう!と思っています

映像の前半でかかっているのがagainst the grain


「Playback」抜粋映像:トンネル

三宅唱監督作品は「やくたたず」もすごく良かった!

でも、プレイバック も やくたたず も 

今はあえてソフト化してないということのようで

 

いつか たくさんの人が見られるようになればいいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自戒

かつて、日本のプロ野球チーム北海道日本ハムファイターズで指揮をとったトレイ・ヒルマンさんが辞任の際、帰国する直前のインタビューで語っていたこと

野球を通して感じた日本人とアメリカ人の違いはなんだったか、と言う質問に対して

少し考え込んだ後、彼はこう答えました

sacrifice(犠牲、犠牲的行為。通訳の方は自己犠牲と訳していました) 

 

なるほどな〜と

それは もしかしたら

野球以外のいろいろなことにも言えることかもしれないな…

と思いました

 

 

で、最近よく思うのですが

 

自己犠牲の精神は美しいけれど

犠牲の心は

他人に強いることではないよなぁ

ホント、これは自戒を込めて、と

最近世の中で騒がれてるいろんなこととか…

聞いてるだけでやんなっちゃうような話がいっぱいありますけど

そう思うのです

 

 

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高田漣 ナイトライダーズ・ブルース

 https://youtu.be/o70cmmlrdiY


アルバム『ナイトライダーズ・ブルース』より「ハニートラップ」 Music Video / 高田漣

 

父親がミュージシャンだった高田漣さん(父はフォークシンガーの故 高田渡さん)

 

ちっちゃい頃、周りの子がライダーごっこやレンジャーごっこに興じているなか

漣少年は 友人を家に呼んで

ライブごっこで盛り上がり

その後

“隣の部屋に移動して”

ジュースでカンパイの 打ち上げごっこ をやっていた

っていう話  

好きです

 

来年二月からツアー  http://tone.jp/liveinfo/takadaren/

ナイトライダーズ・ブルース

ナイトライダーズ・ブルース

 

 

 

 

 

みんなのうた

テレビをつけていたら、NHKで「みんなのうた」をやっていました。

久しぶりに見ました。

あとで「みんなのうた」のサイトを見たら来年二月のラインナップとしてクリープハイプ七尾旅人の名前が告知されていて

へー、攻めてるねNHK。これは楽しみ!

 

 みんなのうたで思い出したけど

ダイアモンド☆ユカイさん(←星は五芒星だそうです)が、自身の曲「ムクロジの木」がみんなのうたに採用された時のエピソード。

みんなのうたで自分の曲が流れることが決定した時、嬉しいのと同時に「こんな個人的な思いの歌が、果たしてみんなのうたとして視聴者に受け入れられるんだろうか」と少しの不安を感じた。スタッフにその気持ちを打ち明けたところ「大丈夫ですよ、みんなのうたは、みんな、の歌、なんですから」と言われて安心した、という話。

昔の「みんなのうた」といえば、みんなで歌おう!的な、どちらかといえば童謡とか唱歌的なイメージでしたが。

でも、そういう意味だけではないんですね、きっと。

 

ムクロジの木」という歌は、ユカイさんが長い不妊治療の末に授かった我が子の誕生の際に感じた、静かで深い喜びと健やかな成長を願う気持ちを詞に託したものだそうで。自分が親になってみて、自分の親が自分に対してかけていてくれた愛情を本当の意味で知ったということをインタビューで仰っていました。無償の愛…命はみんな繋がっているんだと…。


ダイアモンド☆ユカイ「ムクロジの木」/Diamond☆Yukai「Mukurojinoki」

 

この話を聞いて、そういういわば普遍的な要素が「みんなのうた」の「みんな」って言葉に凝縮されているのかなーと感じました。

 

最近の「みんなのうた」で反響が大きかったものを探して見ると

吉田山田の「日々」とか半崎美子の「お弁当箱のうた」とか一見パーソナルな内容の歌…だけどどちらもテーマはやっぱり普遍的なものですね。

 

 

ユカイさんといえば、最近織田哲郎さんらと、ロールビーダイナソーというバンドを結成してライブを行なっているそうです。頑張るパパ。

 

わたしは仕事中ラジオをいつも聞いています。指先を使う仕事でなかなか顔を上げられないので時計がわりも兼ねて。聞いているのはNHK第一NHKしか聞こえないのよ)

午前の番組に毎週出ているユカイさん。時々スタジオにギターを持ち込み生で歌ってくれる時があってそれがすごくいいんです。この方はいわゆるシンガーソングライター、というよりはヴォーカリスト。歌うのは持ち歌の時もありますがわたしが特にいいと思うのは洋楽のカバーです。中でも、ゲストに来ていた打楽器奏者田島隆さんと演ったマーヴィン・ゲイのワッツゴーイングオンは圧巻でした。レッドウォリアーズの頃は分からなかったけど、声の揺らぎとか息づかいとかも全部ひっくるめてとっても魅力的なシンガーだと思いました。

そのラジオでのユカイさんはおしゃべりも面白いんです。特に奥様の話。ほぼ、ユカイさんの、妻に対する不満と愚痴なんですが、誰がどう聞いても、正しいのは奥様の方で…これはまわりくどい愛妻自慢かと思っちゃうくらい。そんなに器用な方ではないと思うので、天然なのかな、と思ってニヤニヤしながら聞いています。奥様の話は、ユカイさんのブログでも「俺の妻」というタイトルでよくネタになっています。

このブログ、本文はユカイさんだと思いますが、スケジュールやリリース情報などが一目でわかるようになっていて、曲の視聴もできます。

ameblo.jp

 

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面倒な女の詳細は意外と深かった マルセル・プレヴォーの「田舎」

パリで脚本家として成功しているピエエルの元に故郷イソダンから一通の手紙が届く。

差出人は初恋の女性マドレエヌ。

二人が出会った時ピエエルは十七歳の学生、マドレエヌは二十三歳の若き未亡人。淡い好意を寄せながらも姉弟のようなキスを交わすだけの仲だった。

手紙によれば、再婚した夫の浮気が発覚して憤慨している 自分の今後について是非あなたに相談したい とのこと。

ピエエルは美しかったマドレエヌが現在どうなっているかという興味と、もしかしたら夫への当てつけに自分と関係を持とうとしているのでは?と読んで、これは自分の作品のネタになるかも…と面会の約束に応じる。しかしピエエルはマドレエヌに約束をすっぽかされ、後日マドレエヌからは二通目の手紙が届く…

 

 ここまで読んで、正直(マドレエヌってめんどくさい女だな)と思いましたね

自分から約束を取り付けておいて来ないって…しかも来なかったくせにまた手紙寄越すって…

 

でもこの短編小説のキモは、二通目の手紙にあるんです

なぜ会わなかったのか

実はマドレエヌは約束の場所に居たんです

そして直前まではピエエルに会うつもりだった

しかしこっそり覗いてピエエルの姿を見た瞬間会わないほうがいいと判断してその場を去った(ここまで聞いてもまだめんどくさい女だけどね)

その理由が二通目の手紙に書いてある

これがね、なかなか深いんですよ

ぜひ本編を読んでいただきたいんでネタバレはやめますが、訳が森鴎外で 文章がとても美しいんです

複雑な女心  なんてよく言いますけど

そういうのって女性自身も案外気付いてないんじゃないか

あるいは表現する言葉を持ち合わせていないとか

マドレエヌという女性は16年ぶりにピエエルの姿をみて気づいたんですね  自分の本心に

 

16年越しの想いと、自分の平凡な人生の中で唯一湧き起こった淡い衝動を、ピエエルだけは全て理解してくれるだろう、それで終わりにしよう と手紙をしたためた。

 

そのオンナ心をオッサンのプレヴォーと鴎外が切々と綴ってて、女の私が読んでもちょっと唸っちゃうくらい深い

もしかしたら男である彼らの中にある女性像の方が、現実の女性よりずっと濃縮され純化されたものなのかもしれませんね

 

“女の手紙は行間を読め”

 

 マルセル・プレヴォーの田舎は青空文庫でも読めます(無料ダウンロード)

 

(006)心 (百年文庫)

(006)心 (百年文庫)

 

 

 

 

 

はるかとジージョ

お題「よく口ずさんでいる曲」

小山卓治の九年ぶりの新譜「はるか」が出て

その中に「ひとつになりたい」という曲があるんだけど

最初に聴いた時は、歌の登場人物以外に入り込む余地の全くない世界に少々困惑する感じで

 

それが

聴き終わってから……車を運転してたり、掃除機かけてたり、料理作ってたりすると

この曲の(君に会いたい…君に会いたい…)って歌詞が頭の中をグルグルして

気がつくとそこだけ口ずさんでいたりして

 えーと

なに歌ってるんだ私は

 この部分以外の歌詞は、やけに具体的な割に伝わってくるものが(私には)なかったはずなんだけど

 なんかやられたなと

 

 この人(の歌の中の男)は、ずっと青いまんまなんだなぁ

例えば「ふたりのはるか」という曲はこれはこれでいい歌だとは思うけど

 

もっとその先を超えたところの境地に達している筈だと

聴く前に私が見当違いの期待を膨らませていただけなのかもしれない

 

しかしどっかで見た本人の言葉「60歳のリアル」を文字通りに受け取って良いなら

かつては稀代のストーリーテラーと言われた男も

好きな女の前では不器用なただの男なんだと

そう思うと

「はるか」のラブソングからは、最初の印象と違うシーンが見え始める

(褒めてるつもり)

ダイジェスト試聴https://youtu.be/rnlMaQAupRA

 ベスト盤はソニーから豪華二枚組

http://www.110107.com/s/oto/page/takuji_oyama?ima=4234

久しぶりに顔見た  ヒューマンターゲットのゲレロに似てる…

 

そしてここ数日は

ALの「さよならジージョ」の(もう一度会いたいと〜)がずっとループしていて

長澤知之はこれを15歳で作ったって本当に?天才ですか 彼は

にわかには信じられないけど

さよならジージョの元になるようなものが

15歳の時にできてたってことかな?

そうだとしてもすごいよね

小山田壮平andymori時代に作った「ユートピア」を初めて聴いた時も

(あ、天才…)と思ったけど

 どちらの「ジージョ」もグッとくる

 さよならジージョ / 長澤知之

AL / さよならジージョ [MUSIC VIDEO]

 ところで

こんなにも「会いたい」と「 会いたいよ」が頭を離れない

私は一体誰に会いたいんだろう

もういない母、ともだち、飼ってたワンコ…

やっぱもう会えないとわかるから

会いたくなるんだね

 

あなたが会いたいのは 誰ですか

 

 

心の中の色紙

心の中の色紙

 

 来月セカンドアルバム発売!詳細

www.al-revivalrecords.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウェルズ・タワー「奪い尽くされ、焼き尽くされ」

 

奪い尽くされ、焼き尽くされ (新潮クレスト・ブックス)

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 多彩な視点と鮮烈な語りが、人々の静かな絶望、消えずに残った願い、湧き出す暴力の気配を描き出す。アメリカン・ドリームなき21世紀のアメリカ人の姿とその内面を絶妙の心理描写と独特のユーモアで浮き彫りにする全9編。(本書カバー 内容紹介より)

“アメリカは今途方も無い荒涼の中にある ”(青山南 翻訳家)という帯文に惹かれて手にした一冊。

不幸のどん底というわけでもないが小さなしくじりや不運が重なってしまう。不安や焦りに燻されるような日々に耐え、今日もあんまりうまくいかない日常をなんとかやり過ごす…この短編集に登場する主人公はそんな人たちで、どうもこれが今のアメリカの「ふつうの人々」らしい。

狡猾な叔父に“大切なもの”を少しづつ搾取されていく男は薄々気づいているがどうすることもできない(茶色い海岸)  些細な嘘とごまかしでしか自分を守る術を知らない少年の密かな願い(ヒョウ) 美しい従姉妹に劣等感を募らせる少女は自ら怪しい男に近づき(野生のアメリカ) 車椅子の老人は“売春婦”が住むという向かいの家の監視を始める(目に映るドア)

事件らしい事はほとんど起きない。日常の断片を切り取って見せる。先が見えない現状を怒りや悲しみで流すでもなく安易に幸福を願うこともしない。ひたすらドライでシニカルな視点。

「下り坂」が特に良かった。“元妻の再婚相手”を車で遠くの病院まで送り届けることになった男、エドの話。エドは、自分の妻子を奪った上に何かに付けて薄っぺらな正論をほざく相手の男にうんざりしながらも(ここでうまくやれば元妻の信頼を取り戻せる)と彼なりの努力をする。しかし起こる出来事は全てエドにとって悪い方に転がってしまう。男との噛み合わない会話、破綻した結婚生活の回想、何がいけなかったのか、なぜこうも自分の人生はうまくいかないのか…不満と怒りが次第に増幅していく様子が丹念な描写で綴られていく。暗い話のはずだが、他人の「踏んだり蹴ったり」はどこか滑稽にも感じてしまう。

それぞれの物語はまるで、照明が消えたかのように唐突に終わる。これで終わり?だからなんなの?結局どうなったの?作者の目線の中に答えを求めても何も示してはくれない。

 夢や希望、そういうものは持ち続けるに越したことはないのかもしれない。しかし、いつの間にか見失ったり忘れたりしながら生きている人は思いの外たくさんいるものだ。ひっそりと、淡々と、時には何かに耐えながら。けっして「諦めている」わけではないのだけれど。