Merle Haggard 「Mama Tried」


https://youtu.be/fHHp0JJ0xdE


Merle Haggard ~ Mama Tried

ちょうど2年前に亡くなったカントリー歌手マール・ハガード

若い時は大変な不良だったそうで刑務所への服役経験もあります。マールの父は彼が幼い時に亡くなり母親は女手一つで彼を育てました。

mama  tried   I refused

息子を全うな道に戻そうと奔走した母。かあさんを拒んだ、俺は、刑務所の中で21歳になった…

 

出所後にデビューしてヒット曲を出し、服役経験をカミングアウトしてもファンが減らなかった…古い時代のこととは言え日本では考えられない事ですよね。

 

 

 

アメリカの心の歌   expanded edition

アメリカの心の歌 expanded edition

 

マールハガードについてはこの本の中に詳しいエピソードが載っています。

sing me back homeという歌のモデルとなった、親しかった囚人とのエピソードはなかなかにドラマチックです。

いっぱしの悪党気取りで犯罪を繰り返した若き日のマール。仲間と商店に押し入って逮捕、収監されたのは泣く子も黙るサンクエィンティン刑務所でした。

そこでマールは、本物の極悪人がどういうものかを思い知り、震え上がります。

まだ若いマールに優しくしてくれた年上の囚人がいました。ウサギというあだ名の彼と家具を作る作業をしていたマールは、ふと思いついた脱獄のアイディアを口にします。ウサギは真顔になり「お前はおとなしくしていれば2、3年で出られる。ギターも歌も上手いから、その気になれば歌手にでもなれるさ。俺には後がないんだ。そのアイディアは俺にくれ」…そして、ウサギは脱獄を実行しますが、あっという間に捕まって、今度は死刑判決を受けます。

死刑囚は、高い塔の中に拘置されます。十二時近くになると、マールは毎日塔の見える窓に立ちました。塔の窓からはウサギの影が見えます。そして時刻をしらせる鐘がなるとお互い手を挙げて合図を送る…その挨拶が死刑執行直前まで続きました。

長田さんの男前な文章と、歌詞の意訳(引用) が素晴らしい。

 

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