AMUR

ポカポカ陽気が気持ち良い。日が沈むと一気に気温が下がります。

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愛、アムール(字幕版)

愛、アムール(字幕版)

   

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らす音楽家の老夫妻。
満ち足りた夫婦の日々は、ある日妻の発病で突如暗転する。
「二度と病院に戻さないで」妻の切なる願いを聞き入れ、夫は自宅でともに暮らすことを決意。
不自由な体に苦悩しながらも、誇りを失わず、これまで通りの暮らしを毅然と貫くアンヌ。
それを支えるジョルジュ。
しかし、アンヌの病状は確実に悪化し心身は徐々に常の状態から遠ざかっていった。
現実との狭間で次第に二人は家族からも世の中からも孤立していく。
ふたりきりになったジョルジュとアンヌ。
ある日、夫はうつろな意識の妻に向かって、懐かしい日々の思い出を語り出す。

 

 

よくある老老介護の話かと思ったら違った。

 

愛する女がゆっくりと死に向かっている。男は、彼女の悲しみや苦悩を全て受け止めようとした。

 

最後に部屋を出て行くジョルジュの姿。画面に向かって思わず手が伸びてしまった。

(あー、行ってしまうんだ。貴方、幸せだったんだよね?いい人生だったんだよね?ね?)そう問いかけながら、泣けて仕方なかったです。

 

 

 

 

 

YOLA「WALK THROUGH FIRE」(新譜)

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まず、正月の話ね。子どもはバイトで帰省しなかったし、夫は仕事だし、暇だったのでyoutubeでmusic cityrootsっていうチャンネルでNashville jamっていうカントリーのライブ動画を見まくってたんですよ。

その中で見つけたYOLA(YOLA CARTER)声がアレサ・フランクリンに少し似てるかな?アレサがカントリーフォーク歌ってるみたいな。でもでも、パンチの効いたところもあるけど、繊細さを纏った声なんだよなぁ。すごく良い。こういう人には売れて欲しい。でも売るとなると、キラキラのドレスとハイヒールでバラードとか歌うパターン、になっちゃうのかな〜?ずっとこの(ナッシュビルジャムの動画)の感じでいって欲しいんだけどな、なんて事を思ってたのですよ。

listentomybluebird.hatenablog.com

 

でね、この間久し振りにタワーレコードさんに行ったら「R&B」のコーナーに彼女の新譜があったのですよ………

迷いに迷って結局買ったんですけど(輸入盤CD)帰ってきて聴いてみたらですねぇ、これがねぇ、すごーーく良いのです。

 

 

サザンソウル好きな人(ダン・ペンとか)なら、きっと気にいるはず。もちろん、カントリー大好きな方も。

soundcloud.com

 

ディスクユニオンお茶の水駅前店さんの2月26日のブログに、YOLAの経歴や、彼女を世に出すためにどんな人たちが集結したかなどの詳しいことが載っています。興味のある方は読んでみて下さいね。 (CDにも、書いてはあるんだけど全部英語だし字が小さいしインクが掠れてたり潰れてたりしててめちゃくちゃ読みにくいんですよ〜読む気失せるんですよ〜泣)

ディスクユニオンお茶の水駅前店 | CD・レコードの販売・買取 2/26(火)新品レコード入荷情報

(通販あり。LP)

 

  この三曲ももちろんアルバムに入っています。

youtu.be

 

アマゾンさんでは全曲試聴も。  

さあ、買うのです  (笑)

Walk Through Fire -Digi-

Walk Through Fire -Digi-

 
Walk Through Fire [Analog]

Walk Through Fire [Analog]

 
Walk Through Fire

Walk Through Fire

 

 

 

 

 

 

 

もしもし春ですか、春ですよ

………↑パッと浮かんだからそのまま書いてみたけど、どっかできいたことあるな、歌かな、本かな、また思い出せないな、、

 

このところずっと穏やかな天気が続いています。

去年の今頃はどうだったかなと思って調べてみたら、大荒れ天気で通行止めになったりしてました。そういえば会社も休みになってたっけ。

 

雪見だいふく

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今日も〝ガン太〟君で雪割り。頑張りました。捗りました。動いてたら汗びっしょり。

 

近くの川で工事が行われています。何してるのか見てもわからないのだけど。

工事車両をとめるスペース、プロが重機で雪割りしたところ。

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数日前から、朝、出勤しようと外に出ると、空は晴れているのに、なんだか景色が白っぽく霞んで見えるのです。雪で覆われていた地面が露出して、乾燥して土埃が舞っているのかな?それとも黄砂かな?でも、なんか違うっぽいな…。ニュースをみたら、お隣の国で森林火災があったそうでその煙が流れて来てるのだそうです。

pm2.5。暫く注意が必要です。

headlines.yahoo.co.jp

 

これは今日の夕日

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春は来ぬ

春は来ぬ

霞よ雲よ動(ゆるぎ)いで

氷れる空をあたためよ

春の香おくる春風よ

眠れる山を吹きさませ(「春の歌 」より  島崎藤村

 

 

冷たい風が頬を刺して

週末は良く晴れました。お昼頃、暇だったので、少しだけ雪割り(氷割り)をしてみました。日が照っていたのであったかいのかと思ったら風が強くて、結構寒かった…10分で退散です。

 

これ便利。ちょっと 重いけど。

氷割り ガン太 CS

氷割り ガン太 CS

 

 

図書館で本を借りました。一度に五冊まで借りられますが、この頃はずっと一冊だけにしています。昔は速読派で毎日一冊・二冊・三冊…程度は軽く読めましたが、年々集中力理解力がなくなってきていて、一冊にとても時間がかかるようになりました。そしてすぐ忘れるのね…。なんか悲しい。

辻征夫詩集 (岩波文庫)

辻征夫詩集 (岩波文庫)

 

沈黙 

 

 いきなり電話が鳴ったので

ぼくは目覚めてしまったのだ

 

夢の中でぼくは

一冊の詩集を読んでいたのだが

その一篇がすばらしかった

思わず

すばらしいとぼくは呟き

夢だなぞとは夢にも思っていなかった

 

だが 目覚めたとたんに

ぼくは忘れてしまったのだ

 

どんな詩であったか

だれの詩であったか

みんな なにもかも

ぼくは忘れてしまったのだ

 

電話の向こうでは

友だちが言っている

もしもし もしもし

今日 会おうよ

一時に?

二時に?

三時に?もしもし

 

一時に 二時に 三時に

ぼくは友だちに会うだろう

そしてぼくらは語るだろう

 

夢のことでなく

現実のぼくらの生活について

ぼくらの今日と

明日の不安について

とめどもなく

ぼくらは語らねばならぬだろう

 

そして 語ってもなお

ぼくは思い出せないだろう

あの美しい

いつまでも

ぼくは思い出せないだろう

そして書くこともできないだろう

 

ぼくは友だちに言う

 

すばらしいことはみんな夢の中で起った

ぼくらはそれを思い出せないで暮している

一篇の詩

ぼくらの苦しみでは創り出せない詩

それを思い出そうとしてぼくは歩いている

ぼくの沈黙を許したまえ と

             (沈黙 辻征夫『学校の思い出』)

 

 

 

どっちがマシかというと

今週のお題「雪」

 

さっぽろ雪まつり」を挟んだ前後一週間くらいが、北海道で一番寒い時期、のような気がします。

それを乗り切れば、少しは寒さも緩むだろう…もうすぐ。もうすこしのがまんだ…

毎年、自衛隊による雪像作りのための雪の搬入のニュースをテレビで見るたびに、そう思っているのです。

雪まつり、とっくに終わったし。

今年も(寒さの)底は打ったのかな?昨日今日あたりは日中随分とあったかかったです。日が長くなったねえ。しかしまだまだ油断はできませぬ、雪も寒さも。何年か前、大荒れの天気で死者が出たのは、あれは確か、三月でしたね。

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この冬のお天気は、随分と極端な気がします。一日中すこーんと晴れの日、オソロしいホワイトアウトの日、寒波が居座った日々…

 

ホワイトアウトと最強寒波、どっちがイヤかと言われれば、そりゃもうホワイトアウトでしょう、そう思いませんか(北国のみなさん!)

寒いのは、ぶっちゃけマイナス20度以下は全部同じ。すんごく寒い。あ、30度になるとちょっと痛いか、肌が。

道民は冬の気温を言う時にマイナスをつけない!と驚いた人がいるそうですが、そんなこと、おかしいと思ったことすらなかったわ…。わざわざマイナスつけなくてもさ、こんなに寒いんだからプラスな訳ないしょね。言わなくてもわかるしょね(北国のみなさん!)

寒いといっても、家の中車の中はあったかいし、この時期外に出るというのは移動で最短距離を歩くとか雪かきとか…限られた時間のことだし、一日中外にいなければならなくてもそれなりに準備していけばなんとかなるものです。

ホワイトアウトも、事前にわかれば出かけるのをやめるという選択ができて危険は回避できるのですが、天気が良い日でも、急に強い風が吹いてホワイトアウトになることもあるので、そうなるとどうしようもないのですね…車の運転の話です。今日は大丈夫だろうと思って出かけたらホワイトアウト…ということが時々あります。安全に止められる場所がなければハザードつけて徐行運転するしかないんですね(見えないからといってその場に止まってしまうと、後続車も前が見えてないわけですから、追突されてしまうのです)

だから(寒波の方がずっとマシだわー)などと思っていたら、このあいだの寒波の初日は、ホワイトアウトと抱き合わせでやってきたのです。んー、やっぱどっちもいやだわね。

 

今、雪解けが一気に進んでいるみたい。

地面が徐々に見えてきて雪に泥が混じって汚くなってくると、あー春が近いな、という気がします(暦の上ではとっくに春ですけど)

 

After Dark

After Dark

 

 知らない街、通り過ぎるだけの町、小さな本屋さんが有るとつい入ってみたくなります。

商店街に古本の幟が立っていたので入ってみたらそこは、古本屋兼中古CDショップ兼リサイクルショップでした。本はめぼしいものがなく、CDは演歌中心のラインナップでしたが、掘り出し物はこれ。伴奏がフュージョンバンドのparachute(パラシュート)が中心で、parachuteといえば寺尾聡さんの大ヒットアルバム「reflections」を演った人たちで、鹿賀丈史さんはミュージカルスターなので歌は当然上手いわけで、これが外れなわけがない。初めて聴きましたが大変良いアルバムです。

(1970年はさすがに間違いだと思います)

 

 

アゴヒゲ男子と肉厚女子

 

What You Do

What You Do

 

 

youtu.be

一つ前の日記で、Spotifyのおすすめが良かったという話をしたんですけど、今日はYouTubeの話で。なんでかYouTubeさんが私に推してくるのがヒゲ…それもたいそう立派な顎髭男子と、肉厚な女子が多いなという話です。それだけです。すみませんクダラナいことで。動画のおすすめ…がアゴヒゲと肉厚で埋まりました。画面上の話ですが結構な圧。その中でこのYOLA。ヨラ・カーターの歌が良い。すごく良い。ずっとこの路線でいってほしいと思います。

youtu.be

 

 

 YouTubeさんが他にどんなのを私に推してくるかというと例えばこんな感じです。結構な再生回数なのでそれなりの人気はあるんでしょうね。


Gangstagrass | Barnburning


The Reverend Peyton's Big Damn Band - Clap Your Hands

 

おまけ(dead southのツアーの宣伝)これ↓日本だったらまず怒られるやつ。

youtu.be

楽しみが一つ

お題「年末年始に見たもの・読んだもの」

見たもの→聴いたもの、でもいいかしら

 

 

Sittin' By the Road

Sittin' By the Road

 

 音楽配信サービス?何つーんだっけ?家で掃除とかしながら時々聴くんですけどね。好きなの選んで聴いててしばらくすると〝あちらさん〟から「お客さん、それが好きなら、これもおすすめですよ、どうですか?」「気に入ってもらえそうな曲を選んでみました〜」って言ってくるじゃないですか。言ってくるんですよ。(あれはAI?よくわからんけどそのAIえーあい君が勧めてくる、としておきましょう)

今までは「うーん、気持ちは嬉しけど、残念だけどちょっと違うね」っていうのばっかりだったんだけど、この度これが↑ドンピシャで(お、なかなかやるじゃないですか〜)と見直したわけ、えーあい君を。

私が好きなのだから、こんなのだけど。


Blaze Foley - Clay Pigeons, rare Live

耳にタバコ…久しぶりに見たね。なんか昭和っぽいね。(アメリカ人だけどね)

後ろの建物になんか見覚えあるんだけど、なんだっけ?思い出せない…(気のせいか)

このおじさん、ブレイズ・フォーリーというんだけど、実は若くして(39歳)お亡くなりになっているのだそうです。どうも、喧嘩の仲裁に入って殺されたらしいんだけど、あんまり日本語の情報がなくてわからないんですよね。

でね、このブレイズ・フォーリーの事もっと知りたくて動画をいろいろ見てたのですよ。すると、やたらと俳優のイーサン・ホークのインタビューが出てくるのです。なんだろうと思ったら、イーサンの監督で、このブレイズ・フォーリーの映画が出来たんだって。

youtu.be

イーサン・ホーク、結構好き。あ、でもこれは監督だからね、監督としてどうなのかっていうのはまた別な話だけど、とりあえず、見たい、見に行こう、と思いました。 あと、ブレイズと親交のあったタウンズ・ヴァン・ザントをチャーリー・セクストンが演じるというのも注目ですね。

www.cinematoday.jp

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